プロテイン･デビュー！

タンパク質の必要量が食事から摂りきれないかもと感じたり、多くのタンパク質を摂る必要があるとき…例えば運動をする、治療のためにタンパク質を増やす…となると、プロテインの出番となります。今回はその始め方のコツを紹介します。

ホエイプロテインを手に入れよう

粉末タイプのプロテインは薬局、インターネット通販、量販店などで手に入れましょう。

その際「ホエイプロテイン」を選ぶようにしましょう。プロテインの種類については別記事でまとめます。

最初はパッケージに書いてある量の1/4～1/3くらいから始めましょう。

スプーンが付属していることが多いのですが、商品により分量が変わりますのでパッケージを確認してみてください。

牛乳、水、豆乳、何で溶いても良いです。こぶさんはアーモンドミルクやコーヒーで溶いたりしています。濃さはお好みで結構ですので溶かすものの量はお好みでやってみてください。

プロテイン飲むときにはシャカシャカと混ぜる「シェーカー」があると便利です。

いろいろなものがありますが、写真に出ている「ザバス」のシェーカーは薬局で比較的手に入りやすいです。シンプルな構造で扱いやすく、広口で洗いやすいのでオススメです。

タンパク質を摂り慣れていない方が通常の量を開始すると吐き気や下痢につながることがあります。

これは胃腸がタンパク質を受け止められないというサインなので、焦らず少しの量でやってみてください。

2週間毎に1/4→1/3→1/2→2/3と増やしていきます。症状が出れば減らすか増量を見合わせるかしましょう。

通常量まで増やせればそこで維持します。おおよそ1回のタンパク質量20gを目安とします。

思い切ってすごく薄めに作ります。たとえばスプーン1/4杯を500mlに溶いて「プロテイン･ウォーター」を作ってチビチビ飲みましょう。

原点に戻り、食品でやってみる…例えばタマゴをたくさん食べてみるなど…という方法もありです。

理解のある主治医先生がおられる場合にはアミノ酸の内服薬を処方してもらえることもあります。アミノ酸は消化の必要なく吸収されるので吐き気や下痢などは出にくいです。

プロテインを摂るタイミングは朝(朝食前後)、眠前(おおよそ1時間前くらいまで)の2回をオススメしています。

慣れないうちは1日1回でも良いです。毎日の習慣になるように続けてみましょう。ライフスタイルにあわせて自分流にするのもいいと思います。

①　ホエイプロテインを入手

②　好きな液体に、最初は少しだけ溶かしてみる

③　慣れてきたら徐々に増量

④　吐き気・下痢などが出てしまうときには思い切り薄めにするか、食品で摂るか、アミノ酸を摂るか

⑤　タイミングは朝・夜の2回がオススメ。