ブロッコリースプラウトと貝割れ大根

ブロッコリースプラウトと貝割れ大根

本日8月31日は「やさい(831)の日」なのだそうです。最近納豆を食べるときにブロッコリースプラウトと一緒に混ぜて食べるのがこぶさんの中で流行っているのですが、たまたま売り切れだったので代わりに貝割れ大根にしてみました。

対決!というほどではないですが…

ブロッコリースプラウト

△ 貝割れ大根よりお値段お高め。
〇 辛くないので子供でも食べられる。
〇 有名な栄養素は「スルフォラファン」。
〇 食物線維、ビタミンC、葉酸、βカロテンなども含む。

貝割れ大根

〇 ブロッコリースプラウトに比べてお安い!
△ ピリッと辛いので子供には食べられないこともある。
〇 有名な栄養素は「イソチオシネアート(辛味成分)」
〇 食物線維、ビタミンC、葉酸、βカロテンなども含む。
〇 意外にもビタミンKは1パックに1日分ほど含まれている。
〇 ジアスターゼとオキシターゼなどの消化酵素を含んでいる。

スルフォラファンとイソチオシネアート

これらはフィトケミカルとしてしられます。野菜などに微量に含まれる良い成分です。

スルフォラファンはイソチオシネアートの一種、という関係なので「似たような成分」と考えてもらっても良いかと思います。

スルフォラファンの効果

スルフォラファンには以下のような効果があります。

・発癌物質の解毒作用(がん予防)
・抗酸化作用(からだの劣化防止)
・肝臓の解毒力増強
・ピロリ菌の抑制効果

スルフォラファンはサプリメントでもOK?

サプリメントよりも食品で摂る方が効率が良かったとする研究結果があったそうです。ブロッコリースプラウトの方が良さそうですね。

スルフォラファンの効果的な取り入れ方

ブロッコリースプラウトにはスルフォラファンの前駆体(=もと)であるスルフォラファングルコシノレート (SGS)の状態で存在しています。同じくスプラウト内に存在しているミロシナーゼという酵素と反応することでスルフォラファンになります。

よく噛むことでこの反応が進みやすくなりますので、しっかり噛みましょう。

SGSは熱に強いですがミロシナーゼは熱に弱いので、ブロッコリースプラウトの恩恵を存分に受けるためには生食が良いですね。

ちなみにイソチオシネアートは…

こちらにも酸化抑制、殺菌作用などがあります。

まとめ

・ブロッコリースプラウトは「スルフォラファン」を持っています。
・その御利益を得るためには生食でいただきましょう。
・そのときはしっかり噛みましょう。
・貝割れ大根も「イソチオシネアート」を持っていて、良い作用があります。